英語速読アプリおすすめ4選+1|外資系勤務が実際に試して厳選

英語を読むのが遅いし疲れるので英語のメールはスルー。外資系で働き始めた頃の筆者です。

外資系にいると本社からいろんなアナウンスメールが英語で来ます。資料が英語であることはザラ。チャットも英語で飛んできます。

当時の筆者はTOEIC 900点超えで入社したものの、業務の英文処理速度がまったく追いついていませんでした。

英語のメールや資料の内容を素早く理解するには、単語や文法などのボキャブラリーも必要ですが、それ以外に速読を練習しておくことも大事です。

速読の練習では例えばニュース原稿などを読んでみるというのでも良いですし、TOEICやTOEFLなどのテスト対策を通してリーディング力を強化するということでも良いでしょう。ただ、速読に徹底的にフォーカスして強化しようとすると、専用の教材が必要になると感じます。

筆者は速読力を鍛えるためには、隙間時間で鍛えやすいアプリの方が書籍より向いていると思います。

ただ、英語学習アプリは世に山ほどあるものの、速読に本格的に対応しているアプリは少ないのが現状です。多読系や単語学習系の定番アプリはあっても、WPM測定(Words Per Minute, 1分あたりに読める単語数測定)や返り読み防止など速読そのものに直結する機能を備えたアプリはわずか、というのが筆者の実感です。

今回紹介するアプリは希少な選択肢の中から本当に使えるものだけを選びました。このような記事では本当は「10選」などと広くいきたいのですが、4選にとどまっています。

この記事では、筆者が実際にダウンロードして試した英語速読・リーディング系アプリの中から、ビジネスパーソンに役立つと感じた4つを紹介します。単なる多読アプリではなく、読むスピードを意識的に上げられる設計になっているかどうかを重視して選びました。

各アプリの価格情報も見出しに併記しているので、自分の予算に合わせて選びやすいようにしています。

純ジャパで海外在住経験ゼロの筆者が、今では英語ネイティブの同僚と毎日同じペースで仕事ができるようになったのは、速読トレーニングによる処理速度の底上げも大きな要因です。

TOEICではWPMで150くらいあればリーディングセクションを最後まで解けると言われています。筆者は集中して読むとWPM200以上はあります。

英語のメールは基本的に無視する状況から、速読力強化に取り組んでここまで来ました。同じ壁にぶつかっている方の参考になれば嬉しいです。

この記事の執筆者:Leo

  • 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
  • 国内学習で英語力をアップ。
  • 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
  • これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
  • BizSprinto開発チームの一員。
目次

英語速読アプリを選ぶときに外せない4つの基準

書店にもアプリストアにも英語学習コンテンツは溢れていて、どれが本当に速読に効くのか判断が難しいですよね。筆者が速読アプリを試すときに重視した基準は4つあります。

1つ目は、スピードを意識的に計測・コントロールできる仕組みがあるかどうか。多読アプリはたくさんありますが、ただ読むだけではスピードは上がりません。WPM(Words Per Minute)の測定機能や、時間制限付きの読みモードがあるアプリを優先しました。

2つ目は、返り読みを防ぐ仕組みがあるかどうか。日本人が英文を読むのが遅い最大の原因は、無意識に後ろから前に戻って和訳してしまう返り読み癖です。チャンクごとに表示してどんどん次に進んでいくなど、戻れない環境を強制的に作ってくれる機能があると効果が出ます。

3つ目は、理解度チェック機能の有無。速く読めても内容が頭に入っていなければ意味がありません。読み終えた後に理解度テストが組み込まれているアプリは、読んだ気で終わる罠を防いでくれます。

4つ目は、続けやすい設計。語彙レベルやスピードが調整できるか、読んだ量が記録されてモチベーション維持につながるか、短時間で取り組めるかといった点です。どれだけ良いアプリでも続かなければ意味がないので、この観点は重要です。

この4つを基準に、筆者が実際に試した中から4つを紹介していきます。

BizSprinto 5ステップ英文速読(月額500円)

BizSprinto 5ステップ英文速読

このアプリは筆者自身が開発に携わっているアプリなので最初に紹介するのは少し気が引けるのですが、速読力強化に必要な機能をしっかり入れているのでぜひ紹介させてください。

このアプリの最大の特徴は、英語速読に必要なトレーニングを5ステップに分解して、順番に取り組める構成になっている点です。

ステップ1はチャンク読み。意味のかたまりが次々と画面に表示され、それを目で追っていきます。返り読みしたくてもできない表示形式なので、強制的に前から読む習慣がつきます。

ステップ2は一文読み。一文ずつ表示されるので、文単位での処理速度を上げる練習になります。

ステップ3はスクロール読み。現代のビジネスシーンでは紙の本よりもスマホやPCでスクロールしながら英語を読む機会のほうが圧倒的に多いのですよね。メール、チャット、ニュース、ドキュメントすべてスクロールです。この現代的な読み方を専用のトレーニングとして組み込んでいます。

ステップ4はシャドーイング。正しい発音を耳と口に定着させることで、読みながら文章の途中で音でつまることがなくなります。速読と発音は一見関係なさそうですが、サブボーカル(頭の中の音読)の質が上がると読解スピードも上がります。

ステップ5はWPMを指標にした制限時間内の全文読み。最後に全文を時間制限内で読み切る本番モードです。目標WPM内で読めたかどうか分かるので、成長を実感しやすい設計になっています。

そして最後に理解度テストが用意されていて、読んだ気で終わっていないかを必ず確認できます。この仕組みがあるかないかで学習効率が全然違います。

語彙レベルは3段階、スピードも3段階から選べるので、初心者から上級者まで自分に合った負荷で取り組めます。読んだ単語数が自動で記録されるので、続けるほど数値が伸びてモチベーションも維持できます。

ビジネスパーソンにとって、この5ステップをアプリ1本で完結できるのは時間効率の面でかなり大きいと思います。書籍を何冊も買い回る必要がなく、通勤電車の5分程度で全ステップを1周できます。

料金は月額500円で、ダウンロード自体は無料・制限回数まで無料でお試しいただけます。

ぜひ一度試してみてください。

BizSprinto 5ステップ英文速読をApp Storeで見る

レシピー(旧POLYGLOTS)(月額2,427円〜)

英語速読アプリを語るならレシピー(旧POLYGLOTS)は良い候補です。180万人以上が利用している定番中の定番で、世界中のニュース記事を教材にしてリーディング練習ができます。

このアプリの強みはWPM測定機能とスラッシュリーディング機能が標準搭載されている点です。記事を読み終えると自動的に自分のWPMが算出されるので、速度を意識した学習ができます。目標WPMを設定しておけば、その速度でスクロールしてくれるペーサー機能もあり、速度を強制的に上げる練習にも使えます。

ニュース記事はIT、ビジネス、エンタメ、政治、経済など多ジャンルに分かれていて、自分の興味に合わせて選べます。ビジネスパーソンにとっては、英語の情報感度を上げながら速読練習もできるので一石二鳥です。

料金は基本機能が無料で、記事リーディングや単語学習は無料プランでも使えます。本格的に機能を使い込みたい場合はベーシックプラン月額2,427円〜、上位のスタンダード・プロプランも用意されています。速読アプリとしては少し高めの価格帯ですが、コンテンツの質と量は伴っていると思います。

速読の練習をがっつり行いたいビジネスパーソンには良い選択肢でしょう。

サイトラ!英文速読特訓(月額1,200円)

サイトラはサイトトランスレーションの略で、英文を意味のカタマリに分けて前から前から理解していく通訳トレーニングの定番手法です。このアプリはその名の通り、サイトトランスレーションを日常的に練習できる設計になっています。

最初から英文がチャンク(意味のカタマリ)で区切られていて、その横に日本語訳が表示されます。英文を前から順番に目で追いながら、日本語訳で意味を確認していく使い方です。

英文と訳文の全文確認や、英文に合う日本語訳を選ぶクイズも用意されていて、ただ流し読みするだけで終わらない設計になっています。

料金は基本機能が無料で、一部のコンテンツは無料で試せます。全コンテンツ利用や追加機能のためのPROプランは月額1,200円、3ヶ月プラン2,700円、6ヶ月プラン3,600円と複数用意されています。

このアプリはガンガン量をこなすというよりも、サイトトランスレーションの基礎をじっくり学ぶという感じなので、量をこなしてスピードアップという実利を得たい人には少し物足りないかもしれません。

このアプリを試してみてサイトトランスレーションが合うようであれば、書籍などでじっくり学んでみるというのも良いでしょう。

Spreeder|RSVP方式で英文を強制的に速く読ませる(月額1,000円)

Spreederはアメリカ発の速読特化アプリで、RSVP(Rapid Serial Visual Presentation)という方式を採用しています。画面の中央に単語が1〜数語ずつ次々と表示されていく仕組みで、あらかじめ設定したスピードで強制的に読まされるのが特徴です。

このアプローチの強みは、返り読みが物理的に不可能になる点。表示された単語は次の瞬間には消えてしまうので、戻って確認することができません。サブボーカル(頭の中での音読)の抑制にも強く効きます。

速度はWPMで細かく設定できるので、自分のレベルに合わせて徐々に上げていくトレーニングが可能です。

ただ、完全に英語のインターフェースで、収録コンテンツも英語中心です。ある程度英文が読めるようになった人が純粋に速度を上げるためのアプリという印象があります。

料金は月額1,000円。

上記の他のアプリは日本人英語学習者向けに作られているのに対して、Spreederは純粋な速読アプリとして割り切った作りになっているのが特徴です。

番外編を1つ:Langaku(ランガク)(月額1,350円〜)

速読に特化していないという意味で番外編としましたが、もう一つ紹介します。

Langakuは集英社公認で、ONE PIECEや鬼滅の刃などの人気マンガを英語で読めるアプリです。多読系のアプリですが、リーディング量そのものを増やすという意味では速読力の土台作りにある程度有効なので入れました。

このアプリが面白いのは、英語と日本語をコマ単位で切り替えられる点。わからない部分だけ日本語で確認して、また英語に戻ることができます。辞書を引く手間がないので読むスピードが落ちにくく、結果的に量をこなせると思います。

料金は無料プランで1日1話読める仕組みで、もっと読みたい場合はLangaku+に加入します。2枚チケット/日の月額1,350円プランと、4枚チケット/日の月額2,480円プランがあります。毎日大量に読みたい方は有料プラン必須ですね。

ただこのアプリはビジネス英語の教材ではないですし、絵があって内容が予測できることでどうしてもリーディング・速読力強化は限定的になってしまいます。

ライトな英語学習者におすすめで、本気のビジネスパーソンには少し非効率でしょう。例えば同じ30分なら速読特化のアプリの方が効果は圧倒的に高いです。

集中した速読トレーニングというよりは、楽しみながら英文に慣れる入口として使うと良いです。

実際にはレシピーやBizSprintoと組み合わせて、普段は速読特化アプリ、本当に疲れてやる気が出ない時はLangakuで気軽に読むといった使い分けが良いでしょう。

英語字幕で速読を鍛える方法もある

ここまで5つのアプリを紹介してきましたが、速読トレーニングは特化型アプリだけのものではありません。日常的に使っている動画配信サービスの英語字幕機能を使えば、それだけで立派な速読トレーニングにもなります。

NetflixやAmazon Prime Videoは、ほとんどのオリジナル作品で英語字幕が提供されています。海外ドラマや映画を英語音声+英語字幕で観ると、ネイティブの話すスピードで流れる字幕を目で追うことになるので、強制的に速読せざるを得ません。この負荷が効きます。

YouTubeも英語・日本語字幕がついた学習プラットフォームと捉えても良いでしょう。TED、CNN、BBC、ビジネス系インタビューなどジャンルが豊富で、動画の音声スピードに合わせて字幕を読む練習になります。

この方法のメリットは、楽しみながら速読トレーニングできる点です。ドラマや映画に没入しているうちに、無意識に英文を処理するスピードが上がっていきます。筆者も昔は海外ドラマを毎晩1話観る習慣があって、字幕を追う練習になったと感じています。

一方でデメリットもあって、速度のコントロールはアプリに比べてしづらいです。どうしても字幕を追えないシーンが出てきたら一時停止を挟む必要がありますし、WPMが数値で見えるわけでもありません。純粋な速読トレーニングとしてはアプリほどの効率は出ないので、息抜きや補助として取り入れるのがおすすめです。

上記で紹介したLangakuと近いですが、普段はBizSprintoやレシピーで集中トレーニング、やる気が出ない時やリラックスタイムにNetflixの海外ドラマで楽しく速読、といった組み合わせが現実的で続けやすいバランスだと思います。

速読力はビジネスパーソンの確実な武器になる

英語速読は、派手さはないけれどビジネスパーソンにとって確実な武器になります。海外からのメールを朝一で処理できる、会議前の資料を5分で読める、海外ニュースを日常的にキャッチアップできる。これだけで仕事のスピードと情報量が変わります。

AIが翻訳してくれるから今後スキルとして不要になるのでは?

この問いは自分が目指す姿にもよりますが、例えば海外で働く場合を考えるといちいち翻訳なんてしていられない状況だらけでしょう。

今回紹介した5つのアプリと英語字幕活用法は、それぞれ強みが違うので自分の学習スタイルに合わせて選んでみてください。

速度を本気で計測しながら体系的にトレーニングしたい方には、筆者が開発に関わっているBizSprinto 5ステップ英文速読がおすすめです。

チャンク読みから一文読み、スクロール読み、シャドーイング、WPMを指標としたタイムドリーディングまで、英語速読に必要な要素を1本のアプリで完結できます。

理解度テストによって、読んだ気で終わる罠も防げるので、効率を最大化したいビジネスパーソンにこそ使ってほしい設計になっています。

ダウンロード自体は無料で制限回数まで無料でお試しいただけます。月額500円で無制限にトレーニングできます。

英文処理速度を上げ、スピード感を持って仕事をしたい方、TOEICなどのリーディング対策を検討している方はぜひ一度試してみてください。

BizSprinto 5ステップ英文速読をApp Storeで見る

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