瞬間英作文のアプリを探していると、スピフルやトラビット、トーキングマラソンといった有名どころの広告がまず目に飛び込んできます。
でも、実際のところどれがいいのか、正直よく分からないですよね。
広告で見かけるものが本当に良いのか。もっと安くて使えるアプリはないのか。そもそも瞬間英作文に「特化」したアプリってどれなのか。そんなモヤモヤを抱えている方は多いと思います。
筆者自身、瞬間英作文との出会いはもう何年も前のことです。当時はまだアプリなんてほとんど普及しておらず、森沢洋介氏の書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をひたすらやり込んでいました。TOEIC 900点は超えていたのに英語がまったく口から出てこない。そんな状態をなんとかしたくて、日本文を見て英文を瞬時に話す練習ができる教材を必死に探した結果、たどり着いたのがあの書籍でした。
それから時代は変わり、今ではスマホアプリで瞬間英作文ができるようになりました。ただ、アプリの数が増えた分、選ぶのが大変になったのも事実です。
もう一つ厄介なのが、世の中で「瞬間英作文アプリ」として紹介されているものの中に、瞬間英作文の機能は一部にすぎないアプリが混ざっていることです。瞬間英作文のコンテンツ自体はそこまで力が入っていなかったり、瞬間英作文だけ練習したいのに他の学習も一緒にやらされたり。これは意外と見落とされがちなポイントです。
そこで今回、筆者のチームで瞬間英作文に特化したアプリを15個ピックアップし、実際にすべて試しました。その中から本当におすすめできると判断した5つだけを、正直にご紹介します。
なお、筆者のチームでもBizSprinto 7秒瞬間英作文というアプリを提供しているので、それは確実におすすめに入ります。その点だけはご了承ください。アフィリエイト広告は含んでいません。
実際に試したアプリの全リストはこちらです。
スピフル/トラビット/トーキングマラソン/どんどん話すための瞬間英作文トレーニングアプリ/すらすら話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング/ぼくらの瞬間英作文/自分で作る瞬間英作文/瞬間英作文InstaEnglish/パットデル/全レベル瞬間英作文 ブラクストン/MomenTalk/HelloEar/基礎から学ぶ瞬間英作文・文法/瞬英/10パターン x 1,000問瞬間英作文
それではまいります!
↓実際に試した、瞬間英作文特化のアプリ。ここから本当におすすめできると考えるものをご紹介します。
- スピフル
- トラビット
- トーキングマラソン
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニングアプリ
- すらすら話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
- ぼくらの瞬間英作文
- 自分で作る瞬間英作文
- 瞬間英作文InstaEnglish
- パットデル
- 全レベル瞬間英作文 ブラクストン
- MomenTalk
- HelloEar
- 基礎から学ぶ瞬間英作文・文法
- 瞬英
- 10パターン x 1,000問瞬間英作文
- 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
- 国内学習で英語力をアップ。
- 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
- これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
- BizSprinto開発チームの一員。
瞬間英作文アプリに本当に必要な6つの機能
おすすめアプリを紹介する前に、そもそも瞬間英作文アプリに何が必要なのかを整理しておきます。
筆者が書籍時代からずっと瞬間英作文をやってきて、アプリに移行してから「これは欲しい」と痛感した機能がいくつかあります。ここを押さえておくと、アプリ選びで迷いにくくなるはずです。
一つ目は、自分の目的に合った例文が収録されていることです。これは当たり前のように聞こえますが、意外と見落とされます。ビジネスの現場で使える表現を身につけたい人と、世界一周旅行に行きたい人と、外国人の恋人を作りたい人では必要な文章がまるで違います。アプリにどんな例文が入っているかは、ダウンロードする前に確認してほしいポイントです。
二つ目は、制限時間内に回答するゲーム性です。「瞬間」英作文と言うからには、日本語を見てからモタモタ考えていたら意味がありません。何秒以内に答えるというプレッシャーがあるかどうか。ここは書籍にはないアプリならではの強みが出るところです。筆者も、制限時間があるだけで集中力がまったく変わると感じています。
三つ目は、回答を録音する機能です。頭の中で英文を組み立てるだけと、実際に声に出すのとでは負荷がぜんぜん違います。録音機能があると「声に出す」が強制されるので、サボりようがなくなるんですよね。
四つ目は、解答と解説の機能です。自分の回答が模範解答と少し違っていたとき、それがネイティブにとって許容範囲なのか、ニュアンスがずれているのか分かると学習の質が上がります。日本文に対応する英文は一つとは限らないので、この解説があるかないかは大きいです。
五つ目は、自作の英作文を登録できる機能です。仕事で実際に使ったフレーズや、自分が苦手なパターンを登録して繰り返し練習できると、汎用的な例文だけでは届かないところまでカバーできます。
六つ目は、学習のモチベーションを維持する機能です。連続練習日数や発話量の記録など、地味だけど効きます。瞬間英作文に限らず英語学習全般に言えることですが、毎日やっていると飽きます。そのときに自分の積み上げが数字で見えると、もうちょっとだけ続けようという気持ちになるものです。
以上の6つが、筆者が考える瞬間英作文アプリの必須機能です。あとは価格とのバランスですね。
アプリの価格をどう考えるか——自分の軸を持つのが理想だが現実は難しい
英語学習アプリにいくら払うべきか。これは本当に悩ましい問題です。
各社はいろいろな比較対象を出してきます。英会話スクールに通えば毎月何万円かかるからそれに比べたら安い。シャドーイング添削サービスに月数万円かけるならAI添削付きのこっちの方がお得。1日あたりたった〇〇円。そういうアピールですね。
理想を言えば、自分の中に軸を持つことです。結局いくらくらい払ってどんな効果を得たいのか。どんな効果が得られるなら、いくらまで出せるのか。それがはっきりしている人は強いと思います。
ただ正直、筆者も何年も英語学習を続けていますが、そのような軸をはっきり持つのは難しいです。
だからこそ、まずはあまり費用をかけずにやってみるのが現実的です。
瞬間英作文という学習法が自分に合っているか、まずは安価なアプリで一定期間試してみる。効果を感じたら、より高機能なサービスに移行してみる。この順番が無駄なく進められると思います。
それでは、上記の観点をベースに、筆者が本当におすすめできる5つのアプリを紹介していきます。
BizSprinto 7秒瞬間英作文——初めてのビジネスパーソンに最適なエントリーアプリ(月額500円)

最初から筆者たちのサービスの紹介で恐縮ですが、お付き合いください。
BizSprinto 7秒瞬間英作文は、特にこれから初めて瞬間英作文に取り組むビジネスパーソンに向けたエントリーアプリという位置づけです。
エントリーと聞くと機能が少なそうに思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
7秒以内に回答するゲーム性、回答の録音機能、解答への解説機能、自作の英作文登録機能、発話量や連続レッスン完了回数の記録機能。先ほど挙げた瞬間英作文アプリに必要な6つの機能をすべてカバーしています。
収録されている例文は、ビジネスパーソンが実際の現場で使うような表現を厳選して1,000種類以上。会議、メール、プレゼン、交渉など、仕事で頻出するシーンを幅広くカバーしています。

月額500円という価格設定は、瞬間英作文という学習法が自分に合っているかまだ分からない段階の方にとって、始めやすい水準だと思います。
ダウンロードは無料である程度試せますし、一定日数が経ったら自動でサブスクリプション登録されるということもありません。
安心して触ってみてください。
トラビット——瞬間英作文とシャドーイングを一本でこなせるコスパの良さ(月額3,780円)

トラビットは瞬間英作文とシャドーイングの両方が練習でき、月額料金が3,780円(税込)と、コストパフォーマンスに優れたアプリです。英語コーチングでも有名なトライズが提供しています。元々月額2,000円強だったのですが、AI採点機能などが追加され、月額3,780円に値上げされました。
瞬間英作文とシャドーイング両方入ったアプリですが、アプリ内で独立しているので流れの中で両方練習させられるということはありません。
一般的にシャドーイングのアプリや添削サービスは高額で、単体で数千円〜数万円するものが多いのですが、トラビットは瞬間英作文とシャドーイングの両方練習できて月3,000円台というのは素晴らしいと思います。
筆者はまずトラビットがリリースされた直後にサービスを試しました。
その時はまだリリース直後だったためか、コンテンツのクオリティや録音の精度に改善の余地があるように感じましたが、現在では改善されていると感じます。
このアプリのポジションですが、瞬間英作文に特化するというよりは、リスニングなどにも課題を感じていてバランスよく学習したい人に良いアプリだと思います。
あるいはすでに瞬間英作文もシャドーイングも別々の教材で学習していて効果を感じている人は、トラビットに乗り換えることを検討するのもありでしょう。
リスニングは今すぐ改善したいものではない、あるいは今は瞬間英作文に集中したいと考える方にとってはオーバースペックになるので、瞬間英作文のみアプリが良いかもしれません。
スピフル——ビジネス特化の高機能アプリ、スピーチ練習機能が光る(月額5,478円)

スピフルはビジネスのシーンに特化した瞬間英作文アプリです。必要な機能が揃っているのと、UIも綺麗で使いやすいです。
本記事の冒頭で挙げた瞬間英作文アプリに必要な以下の機能のうち、「自作の英作文登録ができること」以外の機能は揃っています。
- 自分の目的に合った例文が収録されていること(スピフルはビジネス)
- 〇〇秒以内に回答というゲーム性
- ユーザーの録音機能
- 解答および回答への解説機能
- 自作の英作文登録ができること(←これが入っていない)
- モチベーション維持機能
また、スピフルの良いところは、スピーチ練習機能(名称:独り言英会話)がついていることです。
TOEFLを受けたことのある方ならイメージしやすいと思いますが、お題を与えられてそれに対して自分の考えを簡潔に述べるというものです。
筆者も何度もTOEFLを受けたことがありますが、スピーキングのパートは結論→理由→例→再度結論みたいな型を練習しないとどうにもなりません。
例えば「リモートワークとオフィスへの出勤、どちらが良いか?」みたいなお題に対して瞬時に論理的に意見を組み立て、英語で話すのは容易ではありません。
実際の仕事のディスカッションでも役に立つので、この機能はTOEFLなどの受験を控えている方や、普段ディスカッションであまり意見が言えずに悩んでいる方には重宝すると思います。
唯一スピフルの採用または継続に躊躇するとすれば価格かなと思います。本記事執筆時点で月額5,478円(税込)という価格設定は安いものではないと感じる人が多いと思います。
Amazon Primeが500円程度、Netflixが1,000円程度なこの世の中で、月額5,000円越えというのは中々ですからね。
12ヶ月分先払いで月額3,831円(税込)となりますが、1年間瞬間英作文を続けられる方は猛者と言えるレベルなので、基本は単月の料金プランでの支払いでしょう。
とはいえ機能的には良いアプリであることは間違いないので、瞬間英作文が自分に合っていることが分かっていて本気で投資するんだ!という意気込みのある方は、スピフルを試してみると良いでしょう。
トーキングマラソン——日常英会話の型を身につけるならこのアプリ(月額4,378円)

トーキングマラソンは6秒以内に回答する瞬間英作文アプリです。アルクが提供しているアプリで、キクタン英会話のコンテンツがベースとなっています。
内容は日常英会話の基本の型を学んでいくもので、日常生活や旅行時で頻出の表現を身につけることができます。
筆者はその昔、森沢洋介氏の書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」で瞬間英作文を練習してから何年か経ってスマホとアプリが普及してきた際、再度瞬間英作文に取り組もうと思い立ったことがあります。
その際に見つけたのが本アプリで、その頃はまだ上記で紹介したスピフルやトラビットなどはありませんでした。
ビジネス英語を身に付けたかったものの、その頃瞬間英作文をやるならトーキングマラソン一択といった感じだったのでトーキングマラソンを購入しました。コンテンツがネタ切れで同じようなものばかりが出てくるようになるくらいまでやり込んだものです。
アプリは日常英会話の型を身につけることができる、基本的な表現が多く出てきます。毎回のトレーニング時にイラストが出てくるのですが、そのイラストがゆるい感じでそれも好みでした。
トーキングマラソンのおかげでかなり英語が出てくるようになり、瞬間英作文の効果を感じたものです。日常英会話の型を学び、場面に合わせてある程度英語が出てくるようになりたいと考えている方へ、とてもお勧めできるアプリです。
価格が月額4,378円で躊躇する人がいそうなのはスピフルと同様ですが、良いアプリです。
ぼくらの瞬間英作文——文法の超基礎からやり直したい人に寄り添うアプリ(月額980円)

ぼくらの瞬間英作文はかなり初心者向きで、文法の基礎の基礎から学べる瞬間英作文アプリです。
瞬間英作文の例題が文法別にまとめられていて、英語を組み立てて話すためには文法が大事であると開発者が考えていることがうかがえます。
実際に使ってみたところ、イラストや解説などが丁寧に作られていて、英語初心者に寄り添う気持ちで作られたアプリであることが伝わってきます。
開発者の方は英語コーチングサービスも行っており、英語のトレーニングに対するこだわりや深い知見を有していると思います。特に英語初心者が挫折しないよう、丁寧に作られたアプリだと感じます。
一方で筆者含め、ある程度英語が分かる人には簡単すぎて物足りない感じもします。上記で紹介したどのアプリよりも易しいです。
中学レベルの文法から改めて学習し、ある程度英語が出てくるようになりたい、と考えている人には合っているでしょう。
おすすめできるものは以上。他のアプリは?
以上で筆者が本当におすすめできる瞬間英作文アプリは全てです。どのアプリを選択するかは、それぞれの目的や予算によるでしょう。
スピフルやトラビット、トーキングマラソンなどはガンガン広告宣伝しているものですが、結局クオリティが高いのでおすすめ入りしました。
他のアプリはどうでしょうか。以下のようなアプリも実際に評価しています。
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニングアプリ
- すらすら話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
- 自分で作る瞬間英作文
- 瞬間英作文InstaEnglish
- パットデル
- 全レベル瞬間英作文 ブラクストン
- MomenTalk
- HelloEar
- 基礎から学ぶ瞬間英作文・文法
- 瞬英
- 10パターン x 1,000問瞬間英作文
一つ一つについておすすめできない理由を述べることはありませんが、収録されているコンテンツやUI、費用などの理由でおすすめをしていません。
中にはApp Storeで異様に高いレビューが付き、レビューコメントが大絶賛のもので溢れているものもありますが、中身のクオリティと連動していない場合があるのでご注意ください。
なお、筆者がおすすめしていないからと言って使えないというわけではありません。インストールが無料のものはまずはインストールしてみて試してみても良いでしょう。
瞬間英作文アプリの選び方まとめ——目的と予算に合わせて選ぶのが正解
ここまで5つのアプリを紹介してきましたが、結局どれを選べばいいのか迷っている方もいると思います。
筆者の考えをシンプルにまとめます。
ビジネス英語を身につけたくて、まずは低コストで瞬間英作文を試してみたい方はBizSprinto 7秒瞬間英作文。月額500円で必要な機能がすべて揃っているので、最初の一歩として最も始めやすいです。
瞬間英作文だけでなくシャドーイングも一つのアプリでやりたい方はトラビット。月額3,000円台で両方できるコスパの良さは魅力です。
瞬間英作文が自分に合っていると分かっていて、スピーチ練習もガンガンやりたいビジネスパーソンはスピフル。月額5,478円と高めですが、独り言英会話機能は他にはない強みです。
日常英会話の型を基礎からしっかり身につけたい方はトーキングマラソン。筆者自身がやり込んで効果を実感したアプリです。
英語の超初心者で、中学文法からやり直したい方はぼくらの瞬間英作文。丁寧な作りで、挫折しにくい設計になっています。
大事なのは、最初から完璧なアプリを見つけようとしないことです。まずは低コストで始めてみて、瞬間英作文が自分に合う学習法だと実感できたら、より高機能なアプリに移行する。この順番が一番効率的だと筆者は思います。
筆者自身、かつてTOEIC 900点超えだったのに英語がまったく話せなかった時期があります。海外向けの英語プレゼンテーションで完全に撃沈して、そこから一念発起してスピーキング力の強化に取り組みました。瞬間英作文はその過程で欠かせないトレーニングの一つでした。
あの頃に比べると、今はアプリの選択肢が本当に充実しています。この記事がアプリ選びの参考になれば嬉しいです。
瞬間英作文の効果ややり方についてもっと詳しく知りたい方は、瞬間英作文の効果・やり方に関する記事も参考にしてみてください。


BizSprinto 7秒瞬間英作文で、まずは瞬間英作文を体験してみてください

最後に改めて、筆者のチームが開発したBizSprinto 7秒瞬間英作文を紹介させてください。
筆者自身、瞬間英作文を長年やってきた中で「こういうアプリがあったら便利なのに」と感じていたことを詰め込んだアプリです。7秒以内に回答するゲーム性、音声録音、回答解説、カスタム例文登録、学習統計機能。瞬間英作文トレーニングに必要な機能を一通り揃えています。
ビジネスに特化した例文は1,000種類以上を収録しました。会議やプレゼン、メールなど、仕事で実際に使うシーンを想定した例文ばかりです。
月額500円で、ダウンロードは無料。無料の状態でも全体的に機能を体験できます。
瞬間英作文という学習法が気になっているけど、いきなり高額なアプリに手を出すのは不安。そんな方にこそ試してみてほしいアプリです。
ぜひ気軽にダウンロードしてみてください。
