英語ポッドキャストを聴くならSpotify一択である理由

英語のポッドキャストを聴いてリスニング力を伸ばしたい。

そう思って「英語 ポッドキャスト おすすめ」と検索すると、番組の紹介記事はたくさん出てくるのに、どのアプリで聴けばいいかについてはあまり語られていないんですよね。

Apple Podcasts、Spotify、Amazon Music、YouTube Musicなど、選択肢はいくつかありますが、英語学習が目的ならSpotifyが頭ひとつ抜けていると筆者は感じています。

筆者は純ジャパで海外在住経験ゼロですが、現在は外資系企業に勤務していて、海外拠点のネイティブ同僚とガンガン英語で議論する毎日を送っています。

ここに至るまでの道のりでポッドキャストは欠かせないツールでした。Apple Podcastsを使っていた時期もありますし、Amazon Musicで試した時期もあります。いろいろ渡り歩いた末にSpotifyに落ち着きました。

会社に入った時点でTOEIC 900点は超えていたものの、正直リスニングは「テスト用のきれいな英語」しか聞き取れませんでした。

あるときグローバル本社向けの英語プレゼンで見事に撃沈し、そこから一念発起。シャドーイングや瞬間英作文と並行して、通勤中や何かの作業中にポッドキャストを浴びるように聴き始めたのがきっかけです。

そんな筆者が、英語学習者の視点でSpotifyを推す理由を具体的にお伝えしていきます。めちゃくちゃ推していますがSpotifyの回し者でもないですし、アフィリエイト広告でもありません。

単なる好みの話ではなく、機能面のデータや他アプリとの比較も交えて書きましたので、ポッドキャストアプリ選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。

それではまいります!

この記事の執筆者:Leo

  • 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
  • 国内学習で英語力をアップ。
  • 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
  • これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
  • BizSprinto開発チームの一員。
目次

自動文字起こし機能がスクリプト代わりになる

英語ポッドキャストの最大のハードルは「聴き取れない部分をどう確認するか」です。

番組の公式サイトにトランスクリプト(文字起こし)が載っていることもありますが、全番組に用意されているわけではありません。

聴いていて「今なんて言った?」となっても、巻き戻して何度も聴き直すしかない。これが地味にストレスなんですよね。

Spotifyはこの問題をほぼ解決してくれます。

ポッドキャストの自動文字起こし(トランスクリプト)機能が搭載されていて、再生と同期してテキストがハイライト表示されます。つまり、音声を聴きながらリアルタイムでスクリプトを目で追えるんです。

※以下のような感じです。

Spotify transcripts

しかも2025年6月にはこの機能がさらに強化され、Podcasting 2.0標準にも対応しました(出典:AUDIO MARKETING INSIGHTS)。Podcasting 2.0とは、ポッドキャストのRSSフィードに文字起こし・チャプター・決済機能などを追加できる新しいオープン規格のことです。この規格に対応することで、Apple PodcastsやAmazon Musicなど他のプラットフォームとも互換性が高まります。

精度の向上はもちろん、対応言語も広がっています。日本語のポッドキャストでも文字起こしが使えるので、日本語と英語のバイリンガル番組でも恩恵を受けられます。

ここで気になるのが、Apple Podcastsとの比較でしょう。

Apple Podcastsにもトランスクリプト機能自体は存在します。ただ、2025年時点で日本語には未対応です。

英語のトランスクリプトは表示できるものの、日本語のポッドキャストでは使えません。一方Spotifyは日本語にも対応済み。トランスクリプトへの本気度を感じます。

筆者自身、以前はポッドキャストで聴き取れなかった箇所をメモして後から調べる、という面倒なことをやっていました。

Spotifyの文字起こし機能を使うようになってからは、その場でテキストを確認して即座に理解できるようになり、学習効率がまるで違います。

特にシャドーイングの素材としてポッドキャストを使う場合、スクリプトがあるのとないのとでは雲泥の差です。

聴き取れない箇所を文字で確認し、もう一度音声を聴いて口に出す。このサイクルを回すには、再生画面上でテキストが見える環境が理想的です。

600万番組以上のライブラリは業界最大級

英語学習向けのポッドキャストといっても、レベルも目的もさまざまです。

初心者向けのゆっくりした解説番組もあれば、ネイティブ同士がナチュラルスピードで話すビジネス系の番組もあります。自分に合った番組を見つけるには、そもそも選択肢が多くないと話になりません。

Spotifyが配信しているポッドキャスト番組数は600万〜700万と言われています(出典:DemandSage, Podcast Statistics 2026)。これは業界最大級の規模です。

Apple Podcastsは約200万番組(出典:Apple Podcasts for Creators)、Amazon Musicは約100万番組(出典:Podcast Studio)。Google Podcastsに至っては2024年にサービスが終了し、YouTube Musicに統合されました。

番組数が3倍以上違うとなると、ニッチなジャンルの番組が見つかるかどうかに直結します。

たとえばビジネス英語に特化した番組、テック業界の英語ニュース、英語面接の対策番組など、特定の目的に合った番組がSpotifyなら見つかりやすいんです。

筆者の場合、外資系で働いているのでビジネス英語のインプットが常に必要です。また、面白いコンテンツで能動的に英語を学びたいという気持ちがあります。

目的に合った番組をSpotifyで探すと、だいたい複数の候補が出てきます。Apple Podcastsで同じ検索をすると、ヒットする番組数が少ないなと感じることが何度もありました。

もちろん、有名どころの英語学習ポッドキャストはどのアプリでも配信されています。

ただ実際には、メジャーな番組だけ聴いていても飽きるんですよね。学習を継続するためには、自分の興味やレベルにぴったり合う番組を定期的に開拓していく必要があります。そのとき、母数が大きいSpotifyの強みが効いてきます。

無料プランでも十分すぎる機能が揃っている

ポッドキャストアプリの選び方で意外と見落とされがちなのが、無料プランでどこまで使えるかという点です。

Spotifyの場合、ポッドキャストに関しては無料プランでもほぼフル機能が使えます。再生速度は0.5倍から3.5倍まで調整可能(出典:Spotify公式サポート)。

英語のリスニング学習では0.8倍でゆっくり聴いて内容を把握してから、1.2倍〜1.5倍で負荷をかけるという練習法が効果的ですが、この速度調整が無料で使えます。

さらに、ポッドキャストのオフライン再生も無料プランで可能です。事前にダウンロードしておけば、通勤中の地下鉄でも途切れることなく聴けます。Apple Podcastsもオフライン再生はできますが、Spotifyは音楽もポッドキャストも同じアプリで管理できる点が便利です。

有料のSpotify Premiumにしなくても、英語学習のためのポッドキャスト視聴であれば無料プランで十分事足ります。筆者は無料プランで使っています。

無料プランでもPodcastだと広告を早送りできるので特に不自由がありません。

音楽も聴きたい方は広告が飛ばせなかったりして鬱陶しい可能性があるので、どこかでPremiumに切り替えるのが良いかもしれません。繰り返しですが、ポッドキャスト目的なら無料のままでも不便を感じることはほぼないはずです。

UIの使いやすさが学習の継続を支える

英語学習は結局のところ、続けられるかどうかがすべてです。どんなに優秀なアプリでも、使いにくければ開かなくなります。

筆者はこれまで色々なアプリを試してきましたが、Spotifyは特に使いやすいです。

たとえばプレイリストの管理。Spotifyでは音楽のプレイリストと同じ感覚で、ポッドキャストのエピソードもプレイリストに追加できます。

「ニュース」「コメディ」「英語シャドーイング用」みたいに目的別のプレイリストを作って整理しておけば、その日の気分や目的に合わせてサッと選べます。

音楽とポッドキャストをシームレスに切り替えられるのも地味に便利です。

通勤の行きはポッドキャストでリスニング練習、帰りは洋楽を聴いてリラックス、みたいな使い方がアプリを切り替えることなくできます。複数のアプリを行き来するのって、たったひと手間でも面倒に感じるものです。

それから、国別ランキング機能が英語学習者にとってはかなり使えます。筆者はこのランキングを頻繁にチェックしています。

アメリカやイギリスなど英語圏のポッドキャストランキングを見れば、現地で実際に人気の番組がわかるのです。

教材っぽい番組だけじゃなく、ネイティブが普通に楽しんでいるコンテンツ、つまり純粋に面白いコンテンツを探すときにこの機能はありがたいです。

レコメンデーション(おすすめ提案)機能の精度もSpotifyは優秀です。ユーザー数が圧倒的に多いためか、蓄積されたデータに基づくおすすめの質が高いと感じます。

英語学習系の番組をいくつか聴いていると、似たジャンルの新しい番組が自動的に提案されてきます。自分では見つけられなかった番組と出会えることが実際に何度もありました。

他アプリとの比較で見えるSpotifyの総合力

ここまで個別の機能について書いてきましたが、全体像を整理するために主要アプリとの比較をまとめます。

Spotifyは番組数が600万〜700万で業界最大級(出典:DemandSage)。文字起こしは日本語対応まで済んでいて本気度を感じます。再生速度は0.5倍〜3.5倍で、無料プランでもポッドキャストのオフライン再生が可能。UIは音楽と統合された直感的なデザインです。

Apple Podcastsは番組数が約200万。文字起こし機能はあるものの、日本語には未対応です。再生速度は0.5倍〜3倍(出典:Apple公式)。オフライン再生は無料で可能ですが、Apple端末に最適化されているためAndroidユーザーは使えません。UIはシンプルで使いやすいものの、音楽アプリ(Apple Music)とは別アプリです。

Amazon Musicは番組数が約100万。文字起こし機能は限定的です。再生速度の調整機能はありますが、ポッドキャスト専用のUI設計がやや弱い印象があります。Amazon Primeとの連携が強みですが、ポッドキャスト単体で見ると機能面でSpotifyに及びません。

YouTube Music(旧Google Podcasts)は2024年にGoogle Podcastsが統合される形でポッドキャスト対応しましたが、まだポッドキャスト機能の成熟度は低いです。動画コンテンツとの連携は強みですが、音声ポッドキャストの管理機能はSpotifyやApple Podcastsに比べて発展途上と言えます。

こうして並べてみると、番組数・文字起こし対応・無料機能の充実度・UIの完成度、すべての面でSpotifyが総合的に優れているのがわかります。

Apple Podcastsも決して悪いアプリではありませんが、特に番組数の差とUIがネックかなと思います。

英語学習に効くSpotifyの具体的な使い方

Spotifyの強みを理解したうえで、英語学習にどう活かすかについても触れておきます。筆者が実際にやっている方法をいくつか紹介します。

まず、聴き流しとじっくり聴きを明確に分けること。聞き流しと言っても集中して聴きます。じっくり聴きとの違いは、じっくり聴きでは完璧な聴き取りを目指し、分からない単語があれば調べるなどの作業を行う点です。

例えば通勤中の電車では聴き流し、寝る前にじっくり聴きをしています。

もう一度聴いてみたいエピソードは1.2倍〜1.5倍速で聴いてみます。速さに慣れたり、会話の中での重要なワードを拾うトレーニングになります。

手を動かすことができる状態にあるときは、基本は1.0倍速で、まず何も見ないで集中して聴きます。聴き取れない箇所があれば文字起こし機能をオンにしながら聴き、またオフにして聴き、というのを繰り返します。知らない単語があればその場で調べます。

テーマ別のプレイリストを作るのもおすすめです。筆者は「ニュース」「カジュアル/コメディ」「ビジネス」の3つに分けています。ビジネスで使う英語を鍛えたい日と、リラックスしてカジュアルな英語に触れたい日で、選ぶプレイリストを変えています。

国別ランキングの活用も効果的です。

アメリカのポッドキャストランキング上位に入っている番組は、ネイティブが日常的に聴いているもの。こういう番組を聴くと、教材英語では絶対に出てこない自然な表現や言い回しに出会えます。

最初は聴き取れなくて心が折れそうになりますが、文字起こし機能があるので踏ん張れるんですよね。

もうひとつ、シャドーイングの素材としてポッドキャストを使うのもおすすめです。

再生速度を少し遅くして、音声に被せるように声を出します。文字起こしを見ながらやれば、発音とスクリプトを同時に確認できるので精度が上がります。

ポッドキャスト学習の落とし穴とSpotifyでの対策

ここまでSpotifyを推してきましたが、ポッドキャスト学習自体に落とし穴があることも正直に書いておきます。

まずありがちなのが、集中しないでなんとなく聴き流してしまうこと。聴き流すだけの英語トレーニングというのがその昔流行りましたが、効果が薄いので集中して聴きましょう。

また、やっぱり話せるようになるにはアウトプット学習が必要になります。

ポッドキャストを聴くのはインプットであって、アウトプットではありません。筆者も最初の頃は聴く比率と話す比率が極端に聴く方に寄っていました。

リスニングはそこそこできても、いざ自分の口から英語を出そうとすると全然出てこないものです。英語のプレゼンで撃沈したのもまさにこれが原因でした。インプットとアウトプットのバランスが崩れていたんですよね。

ポッドキャストで吸収した表現を、実際に自分の口から出す練習とセットにすることが大事だと思います。

発話のトレーニングついて、筆者はこれまでの学習で瞬間英作文というトレーニング手法や、シャドーイングが役に立ったと感じています。

もうひとつの落とし穴は、レベルに合わない番組を無理に聴き続けることです。全体の7〜8割は理解できる番組がちょうどいいと思います。

ほとんど聴き取れない番組を聴いても、それはただのBGMになってしまいますね。Spotifyの豊富なライブラリを活かして、自分のレベルに合った番組を見つけることが継続のコツです。

文字起こし機能を活用すれば、自分がどの程度聴き取れているかの客観的なチェックもできます。音声だけで聴いた後にテキストを見て、どれくらい理解できていたか確認してみるとよいでしょう。

この作業を定期的にやると、自分のリスニング力の伸びが実感できて、モチベーションの維持にもつながります。

ポッドキャスト学習の効果をさらに高めるBizSprintoアプリ

ここまで読んでくださった方は、ポッドキャストでリスニング力を鍛えたいという意欲がある方だと思います。

そのような英語学習意欲のある方へ、聴いた英語を自分の口から出す練習、つまりアウトプットのトレーニングも並行して行うことをおすすめします。

筆者のチームが開発した「BizSprintoシリーズ」というアプリを紹介させてください。

ひとつ目は「BizSprinto 7秒瞬間英作文」。

BizSprinto 7秒瞬間英作文

ビジネス英語に特化した例文が1,000以上収録されていて、日本語のお題を見て場面を想像し、7秒以内に英語で答えるというシンプルなゲーム形式です。

音声録音や回答解説、さらにはカスタム例文の登録機能もあるので、ポッドキャストで拾ったフレーズを自分で登録して練習するという使い方もできますよ。

App Store: BizSprinto 7秒瞬間英作文

ふたつ目は「BizSprinto シャドーイング365」。

BizSprinto シャドーイング365

ビジネス英語に特化したシャドーイング練習アプリで、毎日無理なく続けられる設計になっています。

音声録音とAIによるフィードバック機能があるので、自分の発音がどこまでネイティブに近づいているかを客観的にチェックできます。

Spotifyでポッドキャストを聴いて耳を鍛え、BizSprintoのシャドーイングで口を鍛える。開発者チームである筆者自身も毎日やっていて実感している効果的なサイクルです。

App Store: BizSprinto シャドーイング365

どちらもダウンロード無料で一部体験でき、月額500円という手頃な価格設定です。

Spotifyでのポッドキャスト学習と組み合わせて、リスニングとスピーキングの両輪を回していきたいという方は、ぜひ試してみてください。

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