外資系で英語がつらい人への処方箋|現役勤務が語る乗り越え方とマインドセット

英語ができないことが原因で、外資系の毎日がつらい。そんな悩みを抱えている方は決して少なくないと思います。

外資系企業で働いていると英語がボトルネックになる場面は本当に多いです。

本社から流れてくる英文メールや資料が読めず業務に支障が出る、プレゼンで言葉に詰まって恥をかく、英語会議で一言も発言できず気まずい思いをする。どれもよくあるシーンです。

筆者自身、外資系で働き始めてから苦い記憶を数え切れないほど積み重ねてきました。

海外から来日したビジターの前で英語プレゼンに撃沈して、当時の上司を完全に幻滅させたことがあります。英語会議で1時間ずっと発言できずに終わったことも数知れず。

普段使っていたフレーズが実は不自然な表現だったと後で気づいて、過去のメールを見返しながら一人で恥ずかしくなったこともあります。

周りの同僚にも、英語のつらさを抱える人は多いです。

英語会議やプレゼンの予定があると、朝からそわそわして他の業務が手につかないという人がいます。英語になった瞬間、普段の落ち着いた雰囲気からは想像できないほどしどろもどろになってしまう人もいます。

この記事では、英語への苦手意識が極限まで達してつらいと感じてしまう外資系勤務の方に向けて、筆者の経験を踏まえた具体的な対処法をお伝えします。

結論を先に言えば、英語のつらさは1日では消えません。でも3つの軸を組み合わせて長く付き合っていけば、少しずつ確実にほどけていきます。

それではまいります!

この記事の執筆者:Leo

  • 日本生まれ日本育ち、海外在住経験ほぼゼロ。
  • 国内学習で英語力をアップ。
  • 現在の英語力は外資系企業でネイティブとガンガン議論できるレベル。
  • これまで長期に渡り様々な手法で英語力アップにコミットし、ときには挫折し、ときにはうまくいった経験から、読者に有益で再現性のある情報を届けたい。
  • BizSprinto開発チームの一員。
目次

外資系で英語がつらいと感じる典型シーンを整理する

具体的にどんな場面で英語のつらさが噴き出すのか、まず整理してみます。心当たりがあるシーンが多いほど、対処の優先度が高いと思ってください。

1つ目は、メールや資料を読むのに時間がかかりすぎて業務が回らないパターンです。朝一でメールチェックをしようとしたら、英文メールが積み上がっていて読むのにとても時間がかかる。これだけで午前中が消えます。

読むのが遅いせいで自分の業務時間が削られているという焦りは、毎日積み重なるとボディブローのように効いてきます。

2つ目は、プレゼンや会議で言いたいことが言えず恥をかくパターン。資料は完璧に作ったのに、本番で口から出る英語がぎこちなくて、内容が半分も伝わらないことがあります。質疑応答でうまく返せず黙ってしまうのも、本当によくある光景です。

3つ目は、英語の会議で発言できず気まずさを感じるシーン。聞いてはいるけれど自分から発言する勇気が出ない。1時間の会議で一言も話さず終わって、自分はあそこにいる意味があったのかと落ち込む感覚です。

4つ目は、よく使っていたフレーズが実は不自然な表現だった、と後から気づくシーン。

日本人英語特有の言い回しを長く使い続けていて、あとでふと調べてみて初めて気づく。過去の会議を振り返ったり、メールやチャットを見返して恥ずかしくなる、あるいは同僚から「あの表現何回も使っているけどちょっと不自然だよ」と笑顔で言われて固まる、というケース。

これらが重なってくると、英語に触れること自体が嫌になっていきます。明日また英語会議か、と憂鬱になり、できれば英語を避けたくなる。この状態こそが、英語がつらいと感じる状態の正体だと筆者は感じます。

王道の対処法は地道に英語ができるようになること

つらさを根本から解消する一番の方法は、結局のところ英語ができるようになることです。月並みですが、これが王道です。

ただし英語は一朝一夕にはできるようになりません。地道に積み上げていくしかないので、まずはやるべきことを明確にしましょう。

おすすめなのは、自分が英語のどこでつらいと感じているかを一度ノートに書き出してみること。漠然と英語がつらいでは対処のしようがありません。具体化することで、何に取り組めば良いかが見えてきます。

筆者が考える、つらいポイント別の処方箋はこんなイメージです。

メールや資料を読むのに時間がかかりすぎてつらいなら、ボキャブラリー強化と速読トレーニング。ビジネス英文に頻出する語彙を抑えながら、WPM(Words Per Minute)を意識した速読を積み上げると、英文処理速度が一気に変わります。筆者もこれを続けて、メールや資料のチェックの時間が短縮されました。

プレゼンや会議で発言できないことがつらいなら、瞬間英作文。日本語の例文を見て瞬時に場面を思い浮かべ、英語で話すトレーニングを毎日続けると、頭の中に英語回路ができてきて、議論の場でも英語が口から出てくるようになります。筆者はネイティブとガンガン議論できるようになった今でも瞬間英作文トレーニングを続けていますが、本当に効果があると実感しています。

聞き取れないことで気まずい雰囲気になることがつらいなら、シャドーイング。ネイティブの音声を追いかけるように発音する練習で、リスニング力・発音・話すリズムが同時に鍛えられます。リスニング力とスピーキングの両方を鍛えられるので効率的な学習法です。

自分のつらさに合った処方を選ぶことで、効率的にコンプレックスを潰していけます。「英語全般を頑張る」ではなく、「自分のここがつらいから、ここを潰す」と決めて取り組むのがコツです。

英語にアレルギーが出てしまったら、楽しい付き合い方を探す

つらさが極限まで達すると、英語に触れること自体がトリガーになって過去のつらいシーンを思い出し、嫌な気分になる英語アレルギーの状態に陥ることがあります。こうなると、勉強しようとしても集中できないし、続きません。

このフェーズに入ったら、無理に勉強する必要はありません。勉強っぽくない方法で英語と触れて、楽しさを思い出すフェーズに切り替えるのが効果的です。

筆者はつらい時期、以下のような方法を取りました。

お気に入りの映画やドラマを英語で見る。NetflixやAmazon Prime Videoで字幕を英語にして、好きな作品を観るだけです。ストーリーを楽しみながら自然に英語に触れられます。

英語ポッドキャストを聞く。通勤中や家事の合間に流すだけでOKです。コメディ系やライフスタイル系など、自分が楽しめるジャンルを選ぶのがコツです。

英会話カフェに行ってみる。ガチガチの英会話レッスンではなく、リラックスした雰囲気で英語を話せる場所です。外国人スタッフや同じく英語を練習したい日本人と気軽に会話できます。

国際交流イベントに参加する。インターネットで調べれば色々出てきます。例えば言語交換イベントは、お互いに学び合う雰囲気なので失敗してもまったく恥ずかしくありません。

海外旅行に行って現地の人と話してみる。実際に英語が必要な環境に身を置くと、英語ができたらもっと楽しいのに、というポジティブな動機が湧いてきます。

これらに共通するのは、英語が目的ではなく、英語を通じて何かを楽しむという姿勢です。

勉強モードを一度外すことで、英語に対する心理的なハードルが下がっていきます。アレルギー反応が弱まってきたら、また地道な学習に戻ればいいのです。

開き直るマインドセットも持っておく

最後に伝えたいのは、英語に限らず効くマインドセットです。それは、開き直ること。

完璧主義な人ほど、英語で少しのミスをすると深く落ち込む傾向があります。文法を間違えた、発音がうまくいかなかった、言葉に詰まった。どれもそんなに大した話ではないのに、完璧主義の罠にハマると一気に自己肯定感が削られます。

参考になるのは、英語非ネイティブの同僚の話し方です。例えば韓国、台湾、タイなどアジア圏の方々が話す英語を聞いてみてください。発音は完璧ではありません。文法も時々間違えます。言い淀むこともあります。

でも彼らは堂々と英語で話します。なぜか。気にしていないからです。「大体伝われば良い」というマインドセットがあるから、ミスを恐れずどんどん話します。

筆者も最近思うのですが、英語を話すという行為は、本来こちらがネイティブスピーカーに多大な時間を割いて言語を合わせている行為です。ネイティブスピーカーの方こそ、傾聴の姿勢でこちらに配慮するべき側面があるのですよね。

このくらいのマインドセットで臨んでも良いと筆者は思います。相手が何と言っているか分からなければ、堂々と「早口すぎて聞き取れないからもう少しゆっくり話して?」「遠回しな表現で分からないからもっとシンプルに言ってくれる?」と頼んでしまえばいいんです。

むしろそれくらいの姿勢の方が、ビジネスの相手としてリスペクトされることもあります。

つらさの大半は、自分で自分にプレッシャーをかけすぎていることから来ています。少し肩の力を抜く視点を持つだけで、英語との付き合いが楽になります。

英語のつらさは1日では消えない|長く付き合うために3軸を回す

ここまで3つの方向性を紹介しました。スキルを地道に積み上げる、楽しい付き合い方を探す、開き直りのマインドセットを持つ。

この3つは対立するものではなく、組み合わせて使うものです。

学習でレベルアップしながら、楽しい接点で英語アレルギーを抑え、開き直りで完璧主義を緩める。この3軸が回り始めると、つらさが少しずつほどけていきます。

英語のつらさは、1日で消えるものではありません。でも、毎日少しずつ向き合っていけば、3ヶ月後、半年後、1年後の自分は確実に楽になっています。

筆者自身、入社当初は英語の予定が入っているだけで朝から重い気持ちでしたが、今は英語ネイティブと議論することにストレスを感じなくなりました。あの頃の自分に戻りたくはないけれど、あの頃の経験があったからこそ今の自分がいる、とも感じています。

BizSprintoで学習面のサポートを|つらさのタイプ別に選ぶ

つらさを根本解決するための学習面のサポートとして、筆者が開発に携わっているBizSprintoシリーズを紹介させてください。

3つのアプリがあり、それぞれ違うタイプのつらさに対応しています。

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どのアプリも自分のつらいポイントに合わせて選べます。ダウンロードは無料で全体的に機能を試せるので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。

英語のつらさを抱えながら頑張っている方こそ、毎日5分のスキマ時間から使ってみてほしいです。3ヶ月後、自分の英語に対する感覚が確実に変わっているはずです。

筆者もまだまだ英語と付き合っていきます。一緒に頑張りましょう!

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